【おすすめローラー台5選】初心者向けの種類と選び方まとめ解説

自転車
こんな方にお勧めの記事です
  • ローラー台を使用してみたい
  • ローラー台の種類・特徴をしりたい
  • おすすめのローラー台を知りたい

ロードバイクを購入し、外で走って風を切る感覚・汗を流すことのリフレッシュ感・ライド途中のグルメ、どれもスポーツバイク・ロードバイクにはまっていく瞬間であります。
脱・初心者のステップとして、

  • もっと速く走りたい
  • 山を楽に登りたい
  • 天候に左右されずにロードバイクに乗りたい
  • 毎日楽しくカロリーを消費したい
  • 時間効率よく運動をしたい
  • パワートレーニングをやってみたい

こんな要望を満たしてくれるのがローラー台での練習です。


ローラー台といっても色々な種類があり、どれが自分にとって最適化悩んでしまいます。
今回の記事では、色々なローラー台のメリット・デメリットを解説しています。ほぼ毎日ローラー台で練習し、年間ローラ走行距離が1万km以上になる私が厳選した、おすすめ5選を紹介します。


この記事を読むと、ローラー台を習慣化するコツや飽きずに楽しめる機材を選択することができます。
私のおすすめ機材は「ダイレクトドライブ式固定ローラー×ZWIFT」です。ダイレクトドライブ式は高価であり、ZWIFTは毎月課金がかかります。しかし、運動習慣が身に付き、実走も速くなり、なにより楽しんでローラー練習することができ、価格以上の価値をもたらしてくれます。

ローラー台について

ローラ台とは、定置で色々な方法で負荷をかけ、バイクを漕ぐことができる機材のことです。
負荷をかける方法は、後輪のタイヤに摩擦力を与える方式、後輪のホイールに摩擦力を与える方式、バイクの後輪を外し、モーターなどの力を利用しチェーンに負荷を与える方式などがあります。
TVで競輪選手が、練習している風景で映っているのが、ローラ台の1種となります。

ロードバイクを始めたばかりの方、もっと早くなりたいあなたにローラ台はおすすめです。
騒音問題、設置場所の問題もありますが、そこさえクリアすれば、ロードバイク・自転車に乗る楽しみより広げてくれます。

ローラ台のメリット

・天候に左右されない。
・信号ストップなどがなく、時間効率がよい。
・車道を走らないため、交通への配慮がいらない。
・ウェア、ヘルメットなど装備する必要がない。
・早朝、夜中いつでも練習できる。
・パワートレーニングに集中できる。
・地味に速くなります。

いつでもローラー台に乗れる環境があると、起きてすぐローラー練習ができる。1時間しか時間がないけどロードバイクに乗りたい。子供が小さく家を留守にできない。好きなアニメやドラマ、読書をしながらローラー練習をすることができます。

ローラ台のデメリット

・場所をとる。
・つまらない。
・長続きできない。
・うるさい。
・あきる。

常設できる設置場所を作らないとローラー練習が習慣になりにくいです。毎回バイクの後輪を外して、ローラー台を設置したりするのは非常にめんどくさいです。騒音問題は深刻です。家族はもちろん、隣人やマンション・アパートであれば下の階への配慮が必要となります。

ローラー台の種類「メリット・デメリット」

ローラ台の種類は、主に2つです
・3本ローラー
・固定ローラー
それぞれの特徴、メリット・デメリットについてみていきます。

3本ローラー

前輪用に1本、後輪用に2本のローラの計3本のローラーが装着した台を指します。
ロードバイクをローラー台の上に乗せて、その場で漕ぐことができます。

3本ローラーのメリット

・バランス感覚を養える。
・実走感がある。

3本ローラーのデメリット

・乗れるようになるまで、時間が必要。
・気を抜くと、転倒する。
・ローラーの回転が大きく、騒音問題になる。

バイクを固定していないため、サドルの上に乗る、ペダルを漕ぐなどバイクに乗れるようになるまでの最初ハードルが高いです。漕ぎだしが難しいため、3本ローラーを部屋の真ん中ではなく、壁沿いに設置して壁をガイドにしたり、転倒してもいいようにすぐ足がつけるように台を設置するなど工夫が必要となります。
ローラー台のローラーの回転音が大きいので、マンション・アパートで使用すると隣人、下の階から苦情がくる場合もあり、騒音問題も気になります。

私は最初のローラー台に3本ローラーを使用していました。3本ローラーを購入した理由は、

3本ローラーを購入した理由
  • 天候・時間に左右されずにロードバイクに乗りたかった
  • ロードバイク本体にダメージを与えたくなかった
  • バランス感覚を養い、体幹で漕げるようになりたかった

雨の日や時間がない日は3本ローラーで練習していました。安定して乗れるまでに時間はかかりましたが、慣れれば転倒なく乗ることができました。漕ぎだしが不安定になりやすいので、ローラー台横に足を置ける台を設置していました。乗る回数が増えるにつれ、ローラー練習する時間が早朝・夜となり、1階の土間で漕いでいると、2階の寝室からうるさいと騒音問題を指摘されるようになりました。ただ、騒音問題をクリアできれば3本ローラーでアニメを見ながら漕いだり、楽しく練習できていました。

3本ローラーの良いところ
  • 乗れるようになるまで苦労するが、慣れてしまえば簡単
  • 慣れたら、水を飲んだり、アニメを見ながら練習できる
  • 常にバランスを意識するため、飽きにいく
  • 体幹を使ってバイクに乗れるようになる
3本ローラーの気になるところ
  • 1時間以上乗り続けると、股間のしびれを感じる
  • ローラー音がうるさい
  • 集中力が必要で、1時間程度が限界

結局は騒音問題が解決できず、ダイレクトドライブ式を購入することになりました。

固定ローラー

バイクの後輪をローラー台と固定し、後輪タイヤなどにローラーを当て、負荷をかけるローラー台を指します。バイクとの接続は後輪のクイックリリースを利用して固定させる方式が多いです。

固定ローラーのメリット

・ローラ台とバイクが固定されるため、転倒しません。
・3本ローラーに対して、ローラーが1個であり、3本ローラーより静かです。
・負荷をかけやすく、パワートレーニングに向いている。

固定されているメリットは大きく、初心者でも簡単にローラー台でバイクを漕ぐことができます。また、漕いでいる最中に水分補給を取る・TVを見ながらなど「ながら」が簡単にできます。(3本ローラーも慣れればできます。)

固定ローラーのデメリット

・タイヤにローラーを押し当てるため、タイヤの摩耗が早いです。
・バイクが固定されるため、実走感は少ないです。
・3本ローラーより静かです。
・バイクを固定するため、バイク本体へのダメージにつながる。

固定ローラーは単調になりやすく、退屈だと感じることがあります。

固定ローラの種類

固定ローラーにも負荷のかけ方によっていろいろな種類があります。

タイヤドライブ式

昔からある固定ローラーと言えば、タイヤドライブ式です。
後輪をローラ台と固定して、後輪のタイヤに、ローラーを押し付けてタイヤに負荷をかけます。色々なメーカーから販売されており、負荷をかける方法が油圧、マグネットなどがあります。
・メリット:値段もお手頃な2万円台からあり、お求めやすいローラー台と言えます。
・デメリット:ローラー台の音が大きいです。負荷装置の音、タイヤが擦れる音が結構します。タイヤとローラーが接しているため、タイヤの摩耗が激しくローラー台専用のタイヤが販売されています。      

リムドライブ式

後輪をローラー台と固定するのは、タイヤドライブ式と同様です。後輪ホイールのタイヤがはまるリムにローラーを押し当て、負荷をかけます。
MTBなど凹凸のあるブロックタイヤが装着したバイクでタイヤドライブ式を使用すると爆音になりますが、リムドライブ式を使用すると騒音は少なくなります。
昨今リムドライブ式は販売さていません。
・メリット:ブロックタイヤ付きのバイクでローラ台を使用するときに静かに使用できる。
・デメリット:リムを押し当てるため、リムが摩耗します。

ハイブリット式

3本ローラーと固定ローラーのいいとこ取りをしています。前輪を外しフロントフォークをローラー台と固定、後輪はローラーの上に乗せます。

ハイブリット式のメリット

・フロントフォークをローラー台と固定しているため、3本ローラーと違い、転倒することがない。
・3本ローラーのような実走感が得られる。
・負荷装置がついている機種もあり、パワートレーニングも可能。
・タイヤの減りが、タイヤドライブ式より少ない。

いいとこ取りをしているため、各ローラー台の弱点を補っており、死角がないのがハイブリット式です。価格も10万以上しないため、お求めやすいのも特徴です。

ハイブリット式のデメリット

・ありません。強いてあげればローラーの回転がするため、音はそれなりにします。

ダイレクトドライブ式

別名スマートトレーナーと呼ばれいています。後輪をはずし、カセットスプロケットをローラー台に組み換え、ローラー台とバイクを固定します。

ダイレクトドライブ式のメリット

・静穏性が高い。
・タイヤ・ホイールが摩耗しない。
・パワーセンサが内臓してある。
・パワーセンサの精度が高い。
・ZWIFTに最適。自動負荷装置付きが主流。
・製品アプリを使用し、パワートレーニングが簡単にできる。

静穏性が抜群に高いため、ご家族がいる方、マンション・アパートで使用する場合におすすめです。ZWIFTを始めると必ずほしくなるのがスマートトレーナー。ZWIFTありきの場合は、スマートトレーナー一択です。後悔しないローラー台が手に入ります。

ダイレクトドライブ式のデメリット

・値段が高い。

私は3本ローラーを使用していましたが、騒音問題を家族から指摘され、早朝や夜にローラー練習ができない、1時間以上すると集中力が切れてくるなど3本ローラーの限界を感じていました。
そこでハイブリット式とダイレクトドライブ式を物色開始。値段的にはハイブリット式が優勢でしたが、1番欠かせないポイントは静穏性であり、ダイレクトドライブ式を購入しました。ダイレクトドライブ式、すごく静かです。チェーンの摺動音、変速の音の方がうるさく感じます。おかげで、隣の部屋で寝ている家族を横目に、早朝・夜のローラー練習が心置きなくできます。
3本ローラーを使用していた頃は、雨の日など外ライドができない時にのみローラー台を使用していました。ZWIFTの影響が大きいですが、ダイレクトドライブ式を使用し始めてからは、ほぼ毎日使用しています。

私が使用しているのはSAIRS H3

ダイレクトドライブ式のメーカー比較やおすすめ製品は以下の記事で詳しく解説しています。興味があれば読んでください。

ローラ台比較表

私のおすすめのローラー台3種類(ダイレクトドライブ式、ハイブリット式、3本ローラー)を比較します。

ダイレクトドライブ式ハイブリット式3本ローラー
価格×
10万円前後~

3万円前後~

2万円前後~
静穏性
圧倒的静かさ

製品によっては〇も
×
ながら練習×
慣れるまでコツがいる
負荷調整
ZWIFTで自動負荷対応

製品によって負荷付も

製品によって負荷付も
フレームへの負荷×
リアがローラ台と固定されている

フロントフォークがローラー台と固定されている

ローラー台と固定していない
楽しさ
ZWIFT対応

転倒しないし、実走感がある

1時間以上すると股間がしびれる
持ち運び性×
20kg以上ある製品も

レース前のアップ用の製品がある
個人的おすすめ順位1
ZWIFTを最大限楽しめる
2
10万円は難しい、毎日使用しない
3

おすすめのローラー台5選

ダイレクトドライブ式

ローラー台選びの私の優先順位は「①静穏性が高い、②飽きずに長時間続けられる、③習慣化できる」です。この3点を満足するのがダイレクトドライブ式となります。
静穏性は各ローラー台の中で1番優れています。チェーンの摺動音、変速時の音、自分の息遣いの方が気になるレベルです。ローラー練習を長く、飽きずに続けていくコツは、ローラー台を常設することです。常設すれば、朝起きて5分で始められる、いつでも容易に練習でき習慣化することができます。毎回セッティングをしていたらそうはなりません。また、習慣化するためには飽きずに長く続けられる楽しみが必要となり、ZWIFTは大変有効です。ZWIFTでレースをしたり、イベントに参加したり、色々なコースを回りバッジ集めをしたり、小規模の個人的なレースに参加したりとZWIFT内でコミュニティが形成されることにより、習慣化することができます。

Wahoo kikcer core (ワフーキッカーコア)

ダイクレトライブ式と言えばwahooというほど、知名度・人気があります。
ZWIFTでの自動負荷調整が可能であり、最大勾配16%まで再現してくれます。
拡張製品のwahoo climbを合わせて使用するれば、勾配に応じて、バイクが前傾します。
ZWIFTのバーチャル空間を最高に楽しむことができます。

SARIS H3 (サリス H3)

wahoo同様、ZWIFT対応・自動負荷調整が可能であり、最大勾配20%まで再現してくれます。ローラー台本体が20kg近くあり重量感があるため、プリントやダンシングなど、高負荷・体重移動の大きい動作をしても怖くなく、安定感があります。メーカー推奨:最大対応重量 (ライダーとバイクの合計): 136kgあり、重量級のライダーには特におすすめです。

私が実際に使用しているSARIS H3のレビューを以下の記事でまとめています。興味があれば読んでください。

ハイブリット式

ダイレクトドライブ式は値段が高すぎる、ZWIFTは毎月課金されるのが嫌だ、常設するのが難しいというあなたに最適です。3本ローラーと固定ローラーの良いとこ取りをしており、転倒しない・実走感があるため、飽きずに長くローラー練習することができます。また、ダイレクトドライブ式より重量が軽くコンパクトになるモデルもあるため、レースやヒルクライムのアップ用に会場に持ち運びできます。

GROWTAC GT-Roller F3.2 (グロータック GT-ローラー F3.2)

持ち運び性は低いですが、ローラーの上にタイヤが乗るタイプの割に静穏性が高いです。後輪が固定されておらず、バランスを取りながらペダルを漕ぐため、実走感が高いです。
また、オプションでスマートローラ―化(自動負荷調整)することができます。

MINOURA FG220 (ミノウラ FG220)

持ち運びに適したコンパクトモデルです。常設しない、負荷調整はいらない、適度な運動程度というあなたに向いています。レース会場に持参して、ウォーミングアップに使用する方が多いです。

3本ローラー

バランス感覚を養いたい、ロードバイク本体が損傷する可能性があるのは嫌だというあなたに最適です。

GROWTAC GT-Roller Q1.1 (グロータック GT-ローラー Q1.1)

3本ではなく、4本ローラーです。4本ローラーにより、バイクの安定感が3本ローラーに比べると高いです。前輪側、後輪側のローラーユニットが独立して稼働するため、より実走感の高いローラー練習が可能です。

まとめ

1番のおすすめは、ダイレクトドライブ式固定ローラー(スマートトレーナー)とZWIFTです。

ローラー台はうるさい・飽きやすい・退屈と思われます。最初のローラー台は3本ローラーを使用していました。しかし騒音問題を家族から指摘され、ベランダで漕いだりしていたが、徐々に使用する機会が減っていってしまいました。ダイレクトドライブ式は静穏性に優れており、タイヤに直接負荷をかけないため、負荷装置の音よりもチェーンの摺動音、変速時の音、自分の息遣いの方が気になるほど静かです。ZWIFTアプリを使用すれば、ローラー台特有の退屈・飽きる・長続きできない問題とはおさらばできます。ダイレクトドライブ式とZWIFTアプリを使用すると初期費用10万近くと毎月のアプリ課金代が発生しますが、運動習慣が身に付く、実走も速くなり、なにより楽しんでローラー練習することができ、価格以上の価値ををもたらしてくれます。

レース志向でもなく、ヒルクライムレースに出場するわけでもなく、ガチ勢ではありません。しかし、ダイレクトドライブ式固定ローラー(スマートトレーナー)とZWIFTのおかげで、年間ローラー走行距離が1万km以上になりました。早朝ローラーを始め、ZWIFT内での定期レースイベント、グループライドに参加し、平日は1時間程度、休日は2時間程度ローラー台に乗る生活をしています。習慣化すると、乗らないことが違和感に感じるようになります。

私が使用しているダイレクトドライブ式固定ローラー(スマートトレーナー)はSARIS H3です。ZWIFT対応・自動負荷機能があり、負荷の掛かりも滑らかで違和感がありません。最大勾配20%まで再現してくれます。メーカー推奨:最大対応重量 (ライダーとバイクの合計): 136kgあり、重量級のライダーには特におすすめです。1年以上使用していますが、故障なく活躍しています。

私が実際に使用しているSARIS H3のレビューを以下の記事でまとめています。興味があれば読んでください。

ダイレクトドライブ式(スマートトレーナー)のメーカー比較やおすすめは以下の記事で詳しく解説しています。興味があれば読んでください。

一緒に楽しいローラー台のある生活を一緒に始めませんか?
ストレス発散や運動習慣の定着などメリットが多いですよ。ZWIFTであなたと走れることを楽しみにしています。

少しでも皆様の参考になればうれしいです😊
最後まで読んでくださり、ありがとうございます😊

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