ZWIFT(インドアサイクリング)始めてみませんか?
ロードバイクと言えば風を切りながら疾走する、グルメを楽しんだり、仲間とツーリングしたり、レースで遠征に行ったり、アウトドアのイメージが強いロードバイク・サイクリングですが、しかし近年はコロナの影響もあり、インドアサイクリングを満喫する人が増えています。
インドアサイクリングでスマートトレーナーを使って、ZWIFTなどのバーチャルサイクリングを楽しむことができます。
黙々とパワーと睨めっこしてペダルを漕ぎ続ける、トレーニングの時間が憂鬱だなんて方には
スマートトレーナー、ZWIFTなどのアプリを使用し、バーチャルサイクリングを楽しむことを
おすすめします。
今回はスマートトレーナーが欲しい、興味があるという方に
10万円前後でおすすめのスマートトレーナの機材を紹介します。
目次
スマートトレーナーって何?
ZWIFTなどインドアサイクリング・トレーニングを楽しむためのアプリと通信することができる
トレーナのことです。アプリを入れたPC・タブレット・スマホなどとANT+やBluetoothで通信して使用します。
リアルの世界で、自転車を漕げば、バーチャル上の自身のアバターが走り出し、バーチャル空間の登りや下りなどの状況に応じて、トレーナーの負荷が自動的に変化します。
ですので、バーチャル空間を実際に走っているような感覚を味わえます。
つまり、スマートトレーナーはアプリと通信して、自動負荷調整があるトレーナーのことを指します。
今回紹介するスマートトレーナーについて
スマートトレーナーは大きく2分類あり、タイヤドライブ式とダイレクトドライブ式です。
今回は、ZWIFTをはじめとするバーチャルサイクリングをより楽しめるダイレクトドライブ式の製品を紹介します。
ダイレクトドライブ式とは?
自転車の後輪を外して、後輪の代わりにスプロケを装着したスマートトレーナーをセットします。
タイヤに直接負荷をかけるタイプではなく、チェーンがスプロケを介し、スマートトレーナーを動かします。
スマートトレーナーの内部で負荷をかけることで、タイヤが摩耗しない、騒音が少ないメリットがあります。その分、タイヤドライブ式より価格帯が高いのがデメリットです。
しかし騒音問題やインドアサイクリングをより楽しむにはダイレクトドライブ式をおすすめします。
おすすめスマートトレーナー5選比較表
各メーカーの仕様と私個人が感じた点をまとめます。
Wahoo kicker core
スマートトレーナーと言えばwahooというほど、知名度・人気が高いです。
kicker coreは上位モデルのkickerよりも減価モデルとなりますが、最大パワー1800W・最大勾配16%ですので、バーチャル空間の再現性には不自由ありません。
そもそもプロでもない限り、そこまでパワーが出せないので、心配ありません。
騒音もスマートトレーナー自体の負荷の音よりも、チェーンの回る音、変速時の音、
自分自身のハァハァした息遣いの方が大きく、静穏性は高いです。
自動負荷も違和感なく、滑らかに負荷がかかります。
whaooの最大のメリットは拡張製品の多さです。
wahoo climbを前輪の代わりに装着することで、負荷だけでなく、バーチャル空間の勾配まで再現してくれます。勾配に応じて、バイクのフロントフォークが上下します。ですので、没入感はすごく上がりますし、上下することで実走のような感じでライドを楽しむことがよりできます。
また、kicker headwind(こちらも拡張製品)を使用すれば、バーチャル空間のアバターのスピードに応じて、風が吹くようになります。要は自動調整機能付きの扇風機ということです。
というように、拡張製品が多くあり、wahooならではのインドアサイクリングを楽しむことができます。
Saris H3
Sarisはサイクルオプスというブランドでハブ式のパワーメーターであるパワータップが一世を風靡した会社でお馴染みです。
H3は重量があるため、どっしりとした安定感があります。
負荷も滑らかにかかり、違和感なくバーチャルライドを楽しむことができます。
騒音も基本的にはスマートトレーナー自体の負荷の音よりも、チェーンの回る音、変速時の音、
自分自身のハァハァした息遣いの方が大きく、静穏性は高いです。ただ気になるのは漕ぐのをやめた際に、フライホイールが空回りした際のラチェット音(カチカチ音)が結構うるさいです。
SarisにはMP1というH3とバイク本体を載せる台が拡張製品としてあります。
この台が非常に優秀で、前後左右に動く天板の上にH3とバイクを固定することで、ダンシング時の
もがいた感じは実走のようなバイクフィーリングを実現しています。MP1があることで、ロードバイクあるあるの長時間ライドによる、お尻が痛い問題がやわらいだということを聞いたことがあります。
私が実際に使用したレビューはこちらから。
Tacx FLUX2 Smart
https://www.garmin.co.jp/products/intosports/?cat=indoor
スマートトレーナーでは、wahooとtacxで2強だったいうイメージがあるぐらいブランド力のある
オランダのメーカーです。
https://www.garmin.co.jp/products/intosports/?cat=indoor
重量が31kg程度あることから、パワー系の方、スプリントでもがくことが多い方にはおすすめです。
負荷も滑らかで違和感がありません。
騒音もスマートトレーナー自体の負荷の音よりも、チェーンの回る音、変速時の音の方がうるさいぐらいです。
Xplova NOZA
https://www.xplova.com/jp/home
静穏性がとても高いです。
マンション・アパートで使用するなど、騒音問題が気になる方には一番のおすすめとなります。
(結局、他の同様チェーンの回る音、変速時の音、自分自身のハァハァした息遣いの方が大きくて気になりますが、、、)
また、コストパフォーマンスが高く、お値段の割に最大負荷2500W、最大勾配18%と他製品より優位な点もあるわりに、値段も抑えられています。
https://www.xplova.com/jp/home
前モデル・販売当初は製品不具合、サポートがよくないと評判が良くなかったのですが、
最近は改善されよい評判を聞きます。
Elite SUITO
https://www.riogrande.co.jp/product/node/68461
今回の中で最安です。
最大勾配が15%ですので、ZWIFT上にはそれ以上の勾配もあります、再現できないという意見もあります。しかしZWIFTにはそもそも負荷を0~100%に調整する設定があり、誰しもが100%でするわけではないため、15%でも問題ないというのが私の意見です。
騒音に関しても、少しうるさいなと思うことはあります。(他のが静かすぎる)
使わないときにはコンパクトに折りたためるのもメリットです。
https://www.riogrande.co.jp/product/node/68461
https://www.riogrande.co.jp/product/node/68461
他製品より圧倒的に安く、ガチ勢でなければ性能は十分であり、コスパ的には非常によくできた
製品です。
wahoo同様、拡張性製品があります。
Elite rizerを使用することで、前輪の代わりに装着し、負荷だけでなく、バーチャル空間の勾配まで再現してくれます。勾配に応じて、バイクのフロントフォークが上下します。ですので、没入感はすごく上がりますし、上下することで実走のような感じでライドを楽しむことがよりできます。
また、ステアリング機能もあります。
https://www.riogrande.co.jp/product/node/68461
まとめ
・インドアサイクリングを楽しむ、トレーニングを習慣化するにはスマートトレーナーはとても有効です。
・正直今回の5種類のスマートトレーナーであれば、どれも十分にバーチャルライドを楽しむことができます。
・選定基準はwahooやeliteのような拡張製品を使用するか、どういった環境で使用するかで選択していただければと思います。
マンション・アパートなどの設置で騒音問題が気になる。
夏は外ライド、冬はバーチャルライドを楽しむから収納性が気になる。
インドアサイクリングはガチ勢のためのもの、黙々とパワートレーニングをするなど退屈になりがちです。
しかし、今回紹介したスマートトレーナーを使用し、ZWIFTなどのアプリを活用して、快適な自転車Lifeを一緒に楽しみましょう。
少しでも皆様の参考になればうれしいです😊
最後まで読んでくださり、ありがとうございます😊
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